茂みのなかに、子猫がいる
春と秋、爆発的に子猫が増える。

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親猫も、兄弟猫も見あたらない子猫がいる。
茂みには広げられたビニールの傘と、コンクリート上に、開けられた猫缶。

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食べきれず残された猫缶には、アリがたくさん群がっていて、
今はまだ大丈夫だけど、そのうち腐ってしまうだろう。

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人通りは多く、「かわいい!」という声もよくあがる。
「でもアレルギーだから飼えない」と私に説明して去っていく。





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通りがかるのは、猫の好きな人ばかりじゃない。

散歩の犬が通りがかると、かぼそい体でふーっと威嚇して、
茂みのなかに潜り込んだ。
今にも消え入りそうに震えてる。

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顔をふいてやって、撫でるだけ撫でて、少し写真を撮った。
家なき子猫を写す時、罪悪感がつきまとう。

そして私も、
連れて帰れない理由を連ねた長い言い訳を、自分自身を救うためにつぶやきながら、去るのだ。
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by seicolin | 2008-06-27 20:22 | イキモノとか


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